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 育児最中 雑想ノート

073 秋の林の中は宝物がいっぱい
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先週は雨の日が多くて、洗濯物がなかなか乾かず、貯まるばかりで大よわりでしたが、今週は一転、ぽかぽか温かい毎日が続いています。

体力低下が心配になってきている僕は、息子と外へ遊びに出かけては、息子以上に体を動かすことを心がけているところです。



昨日は 「わんぱく広場」 に、次男と二人参加してきました。

「わんぱく広場」 というのは、保育園の子育て支援センターで計画してくれる月に一回の行事。

体を思いっきり動かしたくてしょうがない次男は、屋内で遊ぶことが主になる支援センターでは、力をもてあまし気味。
外で活動する機会は、とーってもありがたいので、喜んで参加してきました。

場所は、上田公園内にある だんご山 。(お堀の内側です。)

今回のわんぱく広場は、「秋のだんご山を探検しよう!」 ということで、支援センターの先生たちが、いろいろと遊びのアイデアを考えてきてくれていました。



「私も育児休暇をとっているときは、仕事をしない毎日を過ごしていていいんだろうか、なんて思ったりもしたけれど、(子どもの小さい)この頃を一緒に過ごせるのって、とてもいい時だったわ。」

お父さんで参加しているのは僕一人。
よく目立つからか、すぐに支援センターの先生方が話しかけてきてくれました。
穏やかな話し方に、こちらの気持ちもほっとさせてもらえます。



「この頃はかわいくていいわね。あったことをよくメモしておくといいわよ。大きくなってから私の言うことをきかないようになったら、お前はこうだった、ああだったとみんな見せるつもりで、子どもの様子をよく書き残しておいたわ。」

「そのメモ、お子さんに見せたんですか?」

「メモは見せるような必要はなかったわ。うちの子育て ○ 。」


ボランティアのおばあさんたちもたくさんいましたが、お父さんが育児、というのは珍しいようで、好奇心いっぱいに話しかけてきてくれました。
こういう場所に集まるボランティアの方たちは、話の仕方が穏やかな方が多く、やっぱりほっとさせてもらえます。


ついつい話し込んでしまっていると、その間に息子は、興味の赴くままに遠くのほうまで歩いていってしまってます。
「こりゃ、まてまて。」
と、追いかけていってみれば、息子が夢中になっていたのは、どんぐりでした。



     



どんぐりの帽子のかぶっているのなんか見つけると、
「お〜〜!!」
と、うなり声を上げて、大喜び。

それから、色んな形の葉っぱ、赤や黄色に色づき始めた葉っぱも、地べたにしゃがみこんでは、目を真ん丸くして拾い集めていました。

秋の林の中は、楽しい宝物の山でした。

うちに帰って、空き箱か、ペットボトルに入れて、どんぐりの がらがら でも作ってやろうと思います。


(2006.10.18)


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