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 育児最中 雑想ノート

074 箪笥の中には宝物
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次男の好きなクレヨン、マジックの入った箱が、箪笥の引き出しの中から本棚の隅にいつの間にか移動されていました。
お陰で、次男はすぐにクレヨン、マジックを見つけて大喜び。
あたりかまわずお絵描きしはじめます。

「紙だよ。紙だよ。」
と声をかければ、
「カミ。 カミ。」
と紙に殴り書きをするけれど、いつの間にか畳にも書き出すのはいつものことです。

それにしても、箪笥の中にしまっておいたクレヨン、マジックがどうして本棚にあるんだろうと思って、箪笥の中を開けてみたら・・・、



   



いつの間にか、長男の宝物箱になっていたのでした。

箪笥の中には、いつも次男が
「にいに カシテ」
とねだっているものばかり。

よく考えたものです。
次男が勝手にクレヨン、マジックを持ち出さないようにと親がしまってあった箪笥の中身をそっくり入れ替えて、自分の大切なものを入れておく場所にするのだから。

いつの間にか、プライベートの空間、自分を守る場所ってのを持ちたい、っていう年頃に育っていたんですねえ。



(2006.10.20)


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