■ 育児最中 雑想ノート |
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039 映画 「ゲド戦記」 が楽しみ | ||
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先日、 「ズームインSUPER」 でスタジオジブリの次回作 「ゲド戦記」 の予告編第二弾を見ることができた。 原作はまだ読んだことがなく、どんな世界で物語が語られていくのか想像もできないが、予告編を見て期待感が高まり、7月公開予定の 「ゲド戦記」 はかなり楽しみ。 スタジオジブリの作品は、いつも日常の延長線にある、それまで見えなかった大事な価値観に気づかせてくれる。 (博士の愛した数式の直線の説明に似ているな。) 大学生の時、運良く宮崎駿さんの講演をお聞きすることがあった。 場所は、表参道から路地を入ったところにあるクレヨンハウス(*1) の地下一階。 ちょうど 「魔女の宅急便」 の制作をされている時だった。 宮崎駿さんの話を二つほど。 魔法使いのほうきについて。 よく描かれる魔法使いは、ほうきの柄を前にしてまたがって飛ぶが、はくところを前にしてまたがって飛んではいけないのか。 柄がいつでも前に向いて飛んでいくように描がかれがちだが、真横に飛んではいけないのか。 真上に飛んでいくというのは、いけないのか。 後ろに飛んではいけないのか。 そんなことを考えながら魔法のほうきが飛ぶところを描いているんです。 (その後、出来上がった映画 「魔女の宅急便」 を見てみると、突風が来たときや、重い荷物を運んでいるときなど、その時々の状況に合わせてほうきの飛び方が自在に変わり、宮崎さんの話に納得。) バナナの話。 バナナを食べたいと思ってお店に買いに行くと、百円や二百円で買えるのが当たり前になっている。 日本で安く買えるバナナを、東南アジアではもっと安い値段でつくって売って生計を立てている人びとがいる。 そこの農家の人たちはどんな生活を送っているんだろう、ということを考えながら映画をつくっているんです。 原作 「ゲド戦記」 を妻はもうほとんど読んでいて、しきりに読んでみたらとすすめてくれる。 映画では、3巻の 「さいはての島へ」 が中心に描かれているそうだが、7月下旬の公開までに原作を読んでみたいと思う。 映画化の監督が、宮崎駿さんの息子、吾朗さんというのも興味をひかれる。 僕と同じ世代の方が、どんな映画をつくられるのか、それもまた楽しみの一つになっている。 スタジオジブリ制作中の 「ゲド戦記」 に興味をもたれた方は、 スタジオジブリのホームページ http://www.ghibli.jp/top.html をご覧になってはどうですか。 制作現場で働く方たちが身近に感じられ、おすすめです。 予告編も見ることもできます。 話はちがいますが、けっこう熱烈に応援していた卓球の世界選手権、女子団体は惜しくも香港に負けてしまった。 それでも堂々の銅メダル!! この星の一等賞めざして、次に向かってがんばれだ!! |
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(2006.4.30) |
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*1 クレヨンハウスは落合恵子さんが中心になって運営しているお店。 店内にソファが置かれ、絵本、童話をゆっくり読んでから買えるというので話題に。 その他、女性の本、環境、平和の本もかなりそろっています。 |
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