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 家づくりはじめました  〜土地探し〜

007 ある土地との出会い
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いくつか不動産屋回りをしている中で、親切に対応してくださる不動産屋さんに窓口をしぼって情報を提供してもらっていたのですが、いいかも、と思ったところもの問題があったり、建築条件がついている土地だったりして、なかなか決めることが出来ないでいました。

そんなある日、一通のA4サイズの茶封筒が届けられていました。
それは、1才の息子と二人で、手当たり次第に不動産屋めぐりをしていたころに尋ねた中の一軒の不動産屋さんからのものでした。
かなりの数の土地を見てきたけれど、なかなかこれはという土地に出会うことが出来ずにいたので、のんびり探していこう、と思うようになっていたところでした。

封筒を開けてみると、上田市内の不動産情報をまとめた情報誌の他に、アパートのすぐ近くの不動産情報が入っていました。
そんなに期待もせず出かけていってみれば、そこは普段から息子たちとおさんぽのコースにしている住宅街の中にありました。
こんなところに土地を買えたらいいねえ、と話していたところ、に。

お昼の日差しに照らされて、そこはとても明るく、気持ちのよい場所に思えました。

古家屋が建っていました。
不動産情報の備考欄を見ると、解体して更地にしてから引渡しとあります。

敷地の中に入らせてもらい、古屋の脇を抜けて、南側の庭に回ってみました。
石灯籠があったり、庭木があったり、草がいっぱいになっていたけれど、住む人がいる頃はきれいな庭だったんだろうな、と思います。
周りの建物は平屋が多く、庭に日差しがたくさん降り注ぎ、やはりとても明るく、過ごしやすいところだろうな、という気がして、かなり気に入り始めていました。


その日の夕方、妻が帰ってくるのを待って案内してみると、やはり
「いいところね。」
と、場所の良さは気に入った様子。

それから、いく分冷静に土地の様子について観察したり、不動産情報の用紙をチェックしたりしてみました。

希望の土地の広さからいうといく分狭い感じがします。
公共の交通機関が不便な田舎の生活です。
一人に一台の車、という土地柄では、3〜4台は停められる駐車場はどうしても必要です。
それから、ここは第一種低層住居専用地域、という地域の条件の中にあり、建築の条件が厳しく大きな家は建てられそうにない。

物があふれているアパートの部屋を見ると、う〜ん、とうなってしまうのでした。


(2006.11.15)


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