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 育児最中 雑想ノート

093 働き者のチェンソーと息子と
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息子を連れて薪づくりにおばあちゃんの家にやってきています。

一緒に薪づくりをすることになった従兄弟のお父さん(叔父さん)が方々探し出してくれた間伐材の量は2トンダンプに5〜6台は悠にあり、3日がかりで山から運び出してきたはいいけれど、それを薪にするにはうれしいことに気が遠くなるほど手間がかかりそうです。

暖かい日を選んで息子をつれて薪づくりに励む日がつづきそうです。


しかし、なんで今頃薪づくり?とお思いかもしれませんが、これはお天道様の都合に合わせてのことなのです。

芽吹きの季節となる春から夏にかけて、木々は根から水を大量に吸い上げるようになります。
そんな季節の木を切り倒して薪にしようとしても乾燥させるのに時間がかかってしまうばかりで、いいことはありません。

葉を落として、木が休んでいる冬の季節、これが間伐材を切り倒すのに適した季節なのです。

しかし、木を切り倒しておいて、必要量を確保しておけばあとはのんびりでいいはずなのだけれど、生憎間伐材を置いてある場所は畑。
4月になるまでに片付けて、と言われてしまえば、とりあえず玉切りだけはすませてしまわなければなりません。


         


玉切りというのは、35cmの長さに丸太を切りそろえていくこと。

写真の玉切りにした木の上においてあるチェンソーは、上田市内のストーブ屋さんで中古で程度がよく、値段も格安のものを買うことができたものなのですが、これが大活躍でいます。

新ダイワ、というメーカーのもので、林業関係のプロが使うものと聞いているのですが、適度な重さで扱いやすいし、切れ味もよく言うことなしです。
ばりばり働いてもらわねば。

息子はというと、鼻水と泥汚れで顔を真っ黒くろにしながら、チェンソーで切った木を 「よいしょ、よいしょ」 と大喜びで運んでくれていました。
こちらもばりばり働くことが今のところ楽しくてしょうがない様子。
山好き、外遊び大好きで助かります。


(2007.2.24)

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北の子星だより
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