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 育児最中 雑想ノート

077 パパ、アッチ
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1才9ヶ月の次男の 「イヤダ、イヤダ」 ぶりに、ちょっと疲れ気味で、今日は公園前の駐車場で大きな声で大喧嘩してしまいました。


いつものように、長男を保育園に連れて行ってから、掃除洗濯をちゃっちゃか済ませ、次男と一緒にお買い物をしながらいつもの上田公園に着いてみれば、今日は催し物があって駐車場の立ち入り禁止ときたもんだ。

いつものように駐車場に入れば、いつものようにお堀づたいに歩いて児童公園に行き、ブランコや滑り台でたくさん遊べると思っていた息子は、お父さんが車を走らせて、遠くへ、遠くへ行こうとしてしまうので、
「アッチ!」
「アッチ!!」
「アッチ〜!!!」
の大騒ぎ。
そして、鼻水、よだれだらだらの大泣き。

公園を大きく迂回して違う駐車場についたときには、もう何がなんだかわけが分からなくなってしまっていて、お父さんの言うことにはすべて、
「イヤダ!」
「イヤダ!!」
「イヤダ〜!!!」
の大騒ぎ。
そんな息子の相手をしていて、疲れ果ててしまって、不覚にも公園の裏口で大きな声でケンカしてしまいました。

1才9ヶ月 と 36才です。
大人気なかったとあとで恥ずかしさがこみ上げてきたけれど、そのときは息子と一緒になって我を忘れてしまって大声を出し合ってしまったのでした。



  



抱っこすることだけはなんとか了承してもらい片手で抱っこをして、荷物をベビーカーに載せて片手で押して、いつもお昼を食べるところまで連れてきてみれば、

「コッコ、コッコ!!」

と、泣いてたカラスがもう笑ったとばかりに満足顔の息子でした。
気分転換の早さには、お父さん、とてもかないません。



「イヤダ、イヤダ」 を単純に反抗期と呼んでしまっているけれど、それって子どもの側ににとってみれば、自己主張の大事な始まりなのではないかと思います。

息子に良かれと思って声をかけているお父さんの言葉も、すぐ目の前に見えることと違っていれば、まだまだ理解、納得できるところまではいかないでいるけれど、
でもでも、お父さんの言っていることと目の前に見えること、それから自分のしたいことが重なりさえすれば、 「イヤダ、イヤダ」 なんてことはないのです。



お昼を食べた後の児童公園で、お父さんの2倍以上はある背の高い滑り台に自分だけで登るといって聞きません。
「パパ、アッチ。 パパ、アッチ。」
と、またもや大騒ぎで手でバイバイをする息子。
それから、うれしそうにして自分で階段をよじ登っていきます。

まだまだ目が離せない時期ではあるけれど、自分のやりたいことが思う存分できるよう少し離れたところから見守っていこうと思います。


(2006.10.25)


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