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 育児最中 雑想ノート

042 すきだよ でも きらいだよ
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「すきだよ でも きらいだよ」
3才の長男のお父さん評価です。

なんできらいなの、と聞けば、
こわいから。
じゃ、好きなところはどこなの、と聞けば、
やさしいところ。

なるほど、なるほど。

大きな声で子どもを怒るようなことをしていると、親の目を気にする子になってしまうと分かってはいても、どうも予想外の行動や発言の多い長男には、お父さんは振り回されっぱなしで、ついつい 「それはダメだと言っているでしょ!!」 「なにやってるの!!」 と大声を張り上げてしまうことが多いのです。
そんな時は、かわいそうに息子はお父さんを怖がるばかり。
まるっきり思考を止めてしまって、言われることすべてに、涙目でごめんなさい、ごめんなさいを繰り返すばかりになってしまいます。

そして、怒ったり、大声を出してしまうより他に方法がなくなっている親としての自分にもうんざりもしてしまうのです。

これではいかん、いかん。


最近、保育園にすっかりなれて、楽しくってしょうがない長男は、お迎えに行ってもお庭の遊具で遊びたがって、なかなか帰ろうとしません。
時間にゆとりがあるときはゆっくり遊ばせられるのですが、買い物や夕飯の用意など控えているときは、ほどほどで切り上げさせなければいけません。

帰ろうよ
                まだだよ
そろそろ帰るよ!
                 まだだよ
もう帰るよ!!
                 もうちょっと
先に帰るよ!!!

業を煮やして次第に声も大きくなってしまいます。
声は大きく出してみても、どうにも息子には届いてないようで、子どものやりたいことに振り回されっぱなしのような気がしてきます。

で、考えました、作戦を。
遊具に行きたいという息子に、何回遊んだら帰るという約束してから、遊んできていいよ、と言ってあげます。
すると、長男も回数を気にしながら遊んで、約束になったら満足して遊びを終われるようになってきました。
約束を守れたことを褒めたら、次の日にもそれが生きているようで、ここ2、3日は保育園帰り、息子とうまくやっていかれるようになりました。

怒るより、褒める!!

褒め上手になる。

子育て修行は続きます。


(2006.5.12)


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