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 育児最中 雑想ノート

033 4月はのんびりと
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日本は、なんで4月が新年度なんだろう、とこの時期になると毎年思う。
世間様(諸外国)は、9月が新年度だというのに。


先週末、調子の悪かった息子も、土日家でゆっくり過ごし、今週はとても元気になりました。
お隣さんが時間を合わせてくれて、それを励みに、保育園に元気に行くようにもなり、感謝感謝。

ただ、今日はお隣の息子さんも咳が多く、体調を崩し気味。

ここでがんばらせても、5月になって元気がなくなっても困るし、無理することないよね、とお隣さんと話していたのだが、
聞けば、保育園でも4月中は休む子も多いとか。


生き物のリズムとして、4月に環境が変わり、新しいことに慣れなければいけないというのはあっていないように思える。



熊さんが冬眠するような寒い冬の季節は、きゅ〜っと体が締まっているのだそうだ。
それが2月の終わりごろから、次第にあたたかくなるにつれて体が緩んでくる。

この締まるとか、緩むとかいうのは、骨盤が開いたり、閉じたりしているのだとか。

骨盤が開いてくると、足腰がだら〜んと力が入らなくなるので、なんだかだるくなる。
そして、眠くなる。
春眠暁を覚えず。

そして、春先開いた骨盤は、活動的な夏に向かって閉じていき、活発に行動できるようになっていく。

この骨盤くん。
体の中でかなり重要な位置を占めていて、骨盤がしっかりしていないと肩こりや、腰痛、偏頭痛になってしまいます。

体はゆっくりしたい4月に無理しすぎてしまった人は、体のバランスも、体調も崩してしまう。
心の器は体。
体が調子を崩すと気持ちも元気がなくなってしまうのだ。
これがいわゆる五月病。

この骨盤くんのことをもっとくわしく知りたい方は、寺門琢己さんの著書、「骨盤教室(幻冬舎)」 「かわいいからだ(幻冬舎)」 「恋するからだ(三笠書房 王様文庫)」がおすすめです。


我が家では、今までずっと一緒だったお母さんが朝仕事で家を出て行ってしまうようになり、代わりに家の中のことに慣れないお父さんがいるようになって、長男の気苦労もさぞ大きいことだろう。
それに新しい環境に慣れるのが下手な長男は、保育園でも気苦労が多そうだ。


そんな環境に慣れるまで、あわてさせずのんびりと、子どもに声をかけていこうっと。


(2006.4.11)


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北の子星だより
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