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024 ご近所での出会い
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休日に、息子2人と僕の3人で、一日を過ごすことになった。
育児休暇前にやり残しの仕事を日々片付けている最中ということもあって、家事は大雑把にすませ、子どもたちと仲良く、楽しく過ごす、ということを最優先課題にして一日を過ごすことにした。

10時までの簡単なそうじを済ませると、子どもたちと外に飛び出し、お散歩に出かけた。

今住んでいる所は、とても居心地のいいところだ。
子どもたちと歩いていると(下の子はベビーカー)、出会う人みんなが気持ちのよいあいさつを交わしてくれる。
今は、アパート暮らしだが、家を建てるときには、こんなところがいいと思いながらお決まりのコースを歩いていくと、あいさつを交わした女性の方が、家に寄っていかないかと声をかけてくれた。
子どもたちに鳥を見せたいのだという。

誘われるままに、庭の奥に入っていくと、フクロウと、ミミズクと、チョウゲンボウと、キジバトと・・・。
自然の中ではすぐ近くで見ることも、まして出会えることもめったにない鳥たちに驚いていると、片方の羽がなかったり、片足がなかったりする鳥たちだった。

それでもみんな元気な様子だけはよく分かる。

お話をお聞きすると、その案内してくださった方は、日本野鳥の会の方で、長野県から委託されて傷ついた鳥たちを保護しているのだとか。

子どもたちは、初めて見る鳥たちに大喜び。

近くの小学校の子どもたちとも、鳥とのふれあいの機会をつくっているのだそうだが、うちの息子二人もいつ来てもいいと声をかけていただいた。
お言葉に甘えることにぜひしたい。


(2006.3.26)


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北の子星だより
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