008 欲と国益について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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欲というものついて考えています。 いろんな欲があると思うが、生きていくために必要な欲に、例えば食欲がある。 腹が減れば空腹感が起こり、朝飯、昼飯、晩飯を食べ、小腹が減ればおやつを食べ、夜なべで仕事していれば、夜食を食いたくなる。 食の好みはいろいろあるだろうけれど、この食欲には限りというのがある。 満腹というやつだ。 お腹がいっぱいになれば、満腹感を感じ、大方の人は食べるのをやめる。 この生きていくために必要な欲、言い換えれば生命を維持していくために必要な欲というのは、生き物が遠い昔から持っている脳、視床下部というところから生まれるそうだ。 視床下部から、生きていくために必要に応じて湧いてくる欲には限りがある。欲が満たされさえすれば、それ以上は求めない。 どんなに好きな食べ物でも、永遠には食べ続けはしない。 ところが、人間の脳というのは、他の生き物と違って大脳をやたら大きく進化させてきた。 この大脳という新しい脳からも欲というものが湧いてくる。 例えば、お金に対しての欲だ。 パチンコや競馬などギャンブルにはまってしまう人がいるが、食欲などとはちがって、この大脳から湧いてくる欲に対しては、大脳はそれを抑制する機能を持ち合わせていない。 では、みな金の亡者にとりつかれてしまうかというと、大半の方は大丈夫でしょ。 我慢というのがあるから。 この我慢、脳のどこから生まれてくるのかというと、前頭葉なのだとか。 ここが鍛えられていないと、すぐにキレル。 すぐにキレルという方は、前頭葉を疑ってみてください。 さて、国益という言葉が最近ニュースを賑やかしています。 |