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■ オープンシステムの家づくり 〜 Construction 〜
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068 大工さんの加工場見学 |
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9月15日
コンクリートの打設が終わったあと、建築士さんに案内していただき大工さんの加工場に出かけてきました。
先日材木屋さんにそろえられていた木材が運び込まれ、大工さんの手で一つ一つ刻まれていました。
かっこいいお兄さんが、黙々と仕事をしています。
大工さんは、図面を改めて描きなおし、番付けをします。
縦に、一、二、三・・・・。
横に、い、ろ、は、に、ほ、へ、と ・・・。
梁や柱の番付けをすることで、必要な構造材を確実に拾い出していきます。
また、その番付によって、東西南北もいつでも把握できるようになるのだそうです。
これは、一階の床伏図
こちらは、二階の床伏図
プレカット(機械加工)の建材をつかった家が、今はとても多くなっているのだそうです。
その大きな理由は、やはりコストの面でだいぶやすく抑えられるからでしょう。
一軒分の建材をプレカットするのに、一晩で出来てしまう、と言っていたので、時間がかからない分費用が抑えられるということなのでしょう。
しかし、設定は専門の人が行ったとしても、そのあとは次から次へと機械に木を入れていくというプレカットは、木の状態を診て適切な加工を行ってくださる大工さんの手仕事に質ではかなわないのではないでしょうか。
プレカットでは逆さ木といって、山に生えていた状態とは天地逆さに柱加工してしまうこともあることなのだそうです。
下(根) から 上(幹、そして枝) へ水を吸い上げていた木本来の姿とちがうので、家にとってもいいことはないでしょう。
一本一本木の癖、性質を見分けながら使う部位を決め、加工していく。
大工さんのこだわり、腕の見せ所ですね。
上棟が楽しみです。
これは、継手加工をしている最中の土台。
腰掛け鎌継ぎという継手です。
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