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■ オープンシステムの家づくり 〜 Construction 〜
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063 基礎屋さんと設計士さんとの契約 |
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基礎工事をはじめる日取りが目前に迫ってきました。
通常はハウスメーカーや工務店に請け負ってもらい家づくりをしていくのだと思いますが、今回は直営方式ということで一軒の家づくりに係わってくださる全ての業者さん、職人さんと契約書を交わし、直接工事をしていただき(下請けというのはナシです。)、直接代金を支払っていくことになります。
その数、20社近くになるのだとか。
まずは契約を結ぶことからはじまります。
とはいっても、工事がはじまる前に最初に済ませておかなければいけない設計士さんと建築士さん、それから基礎屋さんとの契約からです。
契約書を前日のうちにいただき、前もって目を通すことができたのですが、請負契約というのはつくづ不思議なものだなあ、と思います。
ほしいものがあったときには、目で見て確め、手にとって確め、値段を確め、それに納得した上でお金と引き換えにほしいものを手に入れるというのが、ごく普通にしている買い物でしょ。
ところが請負ってのは、これから建てる家は現物として確めようがなく、設計図通りにこれから建てますよっていう空気のような約束に対してお金を払う約束をすることなので、どうも手応えが乏しく感じてしまいます。
だから、なにより人間同士の信頼度が大事なんだろうと思うのです。
それと契約書の内容。
設計図や工事内容について、工事代金の金額と支払い方法、それからもしトラブルがあったときの対処法など事細かに決めたお約束事(契約約款)と短期保証内容について目を皿のようにして何回も読み返してしまいます。
契約の当日。
基礎屋さんと契約書の読み合わせをし終えたあとで、気になっていたことを質問してみました。
「しっかり工事していただけるものと思っていますが、工事の確認をしたときに手直しが出てきたときなどは、そのための追加代金を払わなくてはならないのですか?」
あまりに素人っぽい質問だったようで、お二人とも一瞬きょとんとしていましたが、
「 設計図どおりに基礎をつくるってことが契約なので、代金に変わりはありません。」
と。
これで、とーーっても安心しました。
初めてづくしの家づくり。
分からないことは何でも聞いてみることですねえ。
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(2007.9.7)
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