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 オープンシステムの家づくり  〜 Construction 〜

064 大がかりな電線の移設
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昨年暮れに購入した土地には、込み合った電線が敷地内を横切っていました。
以前建っていた古屋は平屋だったので、その上を電線が何本も通っていたのです。
二階建ての家を立てると、このままでは当たってしまうことになってしまいます。
そこで2月の頃、中部電力の工事担当の方に着ていただき、電線の移動のお願いをしていました。

土地選びの時に電柱の位置と電線のことは意識の外にあり、それほど大きな問題になるとは思っていなかったのですが、現状を見た中部電力の方の話では電柱を一本立てなければいけないと言います。
それも道路面に対して、1〜2メートルほど中に入ったところに・・・。
電柱を支える支線(ワイヤー)も一緒にはるスペースを確保しなければいけないためだというのです。

それはちょっとです。

長い目で見て、道路との境、一番出入りの多くなるところに電柱がで〜んと立っていては邪魔でしょうがない。
どうにかならないものか、と相談すると中電の方も頭を抱えてしまいました。

実は、30年ほど前までここらへんはもとは田畑で、あたり一帯が少しずつ宅地化されるに従い、必要に応じて電線をひいてきたために、電柱が敷地の真ん中にでーーんと立っていたりします。
それで、電線が何件もの家の上を平気で横切って通ってしまっていて、ぐちゃぐちゃなわけです。

このぐちゃぐちゃ具合も一緒に解決してもらいながら、電柱をどうにか端っこに立てられるよう考えられないか、という大きな宿題を若い中電の担当の方にお願いして7ヶ月。
かーなーり悩ませてしまったようですが、9月上旬にようやく工事をしてもらえることになりました。

敷地の端っこに立てた電柱は、敷地内に支線で支えるのではなく、周りの電柱にワイヤーで引っ張り合って支えるようにしてもらいました。
また、道路沿いのあいている電柱をつないで送電線を通しなおし、何件かの家の屋根の上に通っていたごちゃごちゃの電線は全てはずしてしもらいました。

3日掛かりでやってもらった工事のお陰で、かーなーりすっきりしました。


           

新しく立ったばかりの電柱


一軒の家を建てるために、地域の電線の取り回しを大きくかえる方法を長いこと考え、ご苦労していただいた中部電力の I さん、本当にありがとうございました。

(2007.9.8)


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