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 オープンシステムの家づくり  〜 Image & Plan 〜

050 敷地の観察 E  地盤調査
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「 046 敷地の観察 D  素人の地盤調査ですが ・・・ 」 のような素人の地盤調査では、家を建てる土地がしっかりしているのかどうか分からないため、設計士さんと相談して業者の方に地盤調査を行ってもらうことになりました。


そして登場したのが、この機械。

         
                  ↑ 
                 このロッドを地中に突き刺していく

行ったのはスウェーデン式サウンディング方式と呼ばれる地盤調査です。

このスウェーデン式サウンディング方式というのは、100kgの重りをのせたロッド(写真↑)を回転させながら地中に貫入させ、地盤の硬さを調べます。

ロッドは、25cm、50cmと25cmずつ5mまで貫入させていきます。
この25cmずつの間に、どれだけロッドを回転させたかで地盤の硬さを判定するわけです。
硬い地盤の場合、回転数は多くなり、柔らかい地盤なら回転数は少なくなります。

調査ポイントは5ヶ所。
建物が立つ予定の四隅と中心です。

調査してもらって分かったことは、「素人の地盤調査」 の通り、50cmほどまでは最近建物を取り壊して地表面を掘りかえしたため柔らかくなっているのですが、その下、5mまではシルトといって、砂と粘土混じりの固くしまった地盤だということです。

天圧をした上で、ベタ基礎工事を行えば問題がないということが分かり、地盤についての心配はクリアされました。


この調査をしてもらう前日に能登半島沖の地震が起こり、新聞の一面に倒壊した民家の写真が大きく出ていたのですが、どんなに大きな地震が来ても倒壊だけはせず、中にいる家族の命を守ってくれる家をつくりたいものだと思いました。


(2006.3.28)


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