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■ オープンシステムの家づくり 〜 Image & Plan 〜
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042 足したり引いたり 〜基本計画〜 |
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設計士さんとの3回目の打ち合わせがありました。
2回目の打ち合わせの時には、こちらの希望した間取り図から平面図、立面図を書き起こしてきてくださっていたのですが、家族でその設計図を見ながら検討を重ねるといくつか変更したい箇所が出てきていました。
大きなストーブを置くにも、火を扱うので周りをある程度広い空間を取っておくために一坪ほどの面積はどうしても必要になります。
玄関土間に薪ストーブを置くことを考えていたのですが、家の出入り口がどうしても狭くなってしまう。
そのしわ寄せはキッチンにもおよび、狭く使いづらい空間にしてしまいそうなため、改めて間取りを考え直し、設計士さんに説明をしました。
間取り図を描く上で、5mmの方眼紙はとても役に立ちます。
たて 横 2マス × 4マス で畳一畳分の広さとし、それが二つで一坪として絵を描いていくと、広さの感覚がとても分かりやすくなります。
土地の規制があるので、決められた床面積、建築面積を超えないようにしながら間取り図を描いていきます。
北側の一番日の当たらないところには物置を
トイレの汚水や台所の油混じりの水による下水管の汚れを洗い流してくれるので、お風呂や洗濯機と大量の水を流すところを下水管から遠いところにおいておくと設備の手入れ上具合がいいというアドバイスを聞いたことがあります。
それに習って、水周りは、お風呂、洗濯機置き場、トイレ、流し、それから台所という配置にして下水へ水を流すようにします。
はじめに考えた間取りには、4畳の独立したキッチンを描いていましたが、その中に流し台・コンロ・調理台、それから冷蔵庫、食器棚など入れればとても狭くて家事作業がしずらい場所になってしまいます。
お手伝い好きの息子たち二人が一緒に料理をするなんてことはとても難しそうです。
そこで、キッチンはダイニングと一緒にして、広めの空間を確保することを優先させて間取りを描いてみました。
問題のストーブの置き場所ですが、これは居間(リビング)と兼用の場所に。
その分、仕事部屋として考えていた部屋はなくしてしまうことに・・・。
あちらを立てればこちらが立たず。
何処かの部屋、空間を増やせば、その分違うところで減らさなければなりません。
足したり、引いたり、という試行錯誤が続きます。
どこに優先順位を持ってくるか、ということをよくよく話合いながら決めていかなければなりませんでした。
それから、一番難しかったのは階段の配置、形を決めることでした。
一階部分は納得できる間取りを考え付き、さて階段をたどって二階を考えよう、となったとき、上下の構造が重なり合うようにすることが意外と難しく、一、二階合わせて書き直し、何てことも数多く繰り返しました。
丈夫な家を、ということを重視したときに、できるだけ柱は通したい(通し柱)。
それが無理、という場合、結局梁を太いものにしなければならず、コスト面でも高いものになっていってしまいます。
設計士さんも階段のレイアウトは難しい、とおっしゃっていましたが、子どもが階段を落ちてしまった場合でも下まで落ちることのないよう途中でとまれるように回り階段にしたいと思います。
間取りを考えて設計士さんにとりあえずお任せ、ということになりますが、この段階では外観がどうなることやらさっぱり見当がつきません。
次回の打ち合わせが楽しみです。
では、今回はこのへんで
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(2007.2.27)
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