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 オープンシステムの家づくり  〜 Image & Plan 〜

033 憧れの薪ストーブ
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年間の最高気温は摂氏35度、最低気温は摂氏マイナス10度ぐらいになる長野県上田市。
夏蒸し暑く、冬寒い気候に合わせた家をつくる。
これが大きな課題になります。


冬の暖房には薪ストーブを、と考えています。

昔住んでいた家は薪で焚くお風呂だったこともあり、火を焚く生活に親しみがあるということが一番の理由。
また、話に聞くところでは、冬は家中とても温かく過ごせて、快適だという。
ただ、ストーブにはどんな種類があり、購入費にはいくらかかるか、だとか、肝心の薪はどうすればいいのか?だとか、気になることがいろいろあるので、調べてみました。


長野県内には薪ストーブを扱っているお店が何軒もあります。
先日、長野市にあるストーブ屋さんを訪ねていろいろお話をお聞きしてきました。


お店の方のお話によると、やはり薪ストーブは暖かく、とてもいいということでした。

昼間勤めに出ている共働きの家庭では、仕事から帰ってきたらまず薪ストーブに火を入れる。
部屋が暖かくなるまでには時間がかかるので、その間は石油ストーブをつけ、部屋が暖まったら薪ストーブだけにする。
ストーブの中で薪がいったん勢いよく燃えたら、ダンパー(空気孔)を閉じてしまい、火持ちをよくする。
ストーブが熱くなることで部屋を暖めるので、長さ40cmの太い薪なら一晩に二つほどで一晩中おきとして残り、朝まで家中暖かく過ごすことができる。

部屋の暖まり方として、まず家の上のほう、2階部分から暖まっていく。
それをシーリングファンで1階に押しもどしてあげる、ということになる。
ダイニングだけを暖めたい、というわけにはいかず、時間もかかるので、石油ストーブと兼用、ということを考えておけば一番いいのではないか。


薪ストーブの種類と購入費用については・・・

家全体を暖めるとすると、ストーブは大型がいい。
(お店に展示されていたヨーロッパ、アメリカのメーカーのストーブで) 50万円ほどのもの。
そこに煙突など必要なものを購入し、ストーブ業者に施工取り付けをしてもらうと、全部で100万円ほどになる。

家全体を暖める、というには家の構造、間取りも重要になってくるので、設計段階からかかわらせてもらい、施工まで一貫してやらせてもらったほうがいい。



肝心の薪については・・・

お客さんたちみんな自分で薪を集めているが、一年中気にかけている。
薪を買える業者もあるので紹介することをできる


とのことでした。


単純に薪ストーブがいい、といっても購入資金も大きなものになってしまいそうだし、薪についてもこの先、10年、20年とつづけていかれる薪集めの方法があるのかどうか、よく検討しておかなければいけなそうです。

もう少し、薪ストーブについて考えてみたいと思います。


(2006.12.13)


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