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 オープンシステムの家づくり  〜 Image & Plan 〜

018 容積率の知っとくと得なこと
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建築基準法によって家の大きさは決められてしまい、外に物置をつくる、ということも出来なそうなので、心配なのは物を片付ける場所を確保できるか、ということ。

制限の多い建築基準法の中でも、緩和規定という法律があるので、狭い敷地の中で広い家がつくれるか検討してみたいと思います。


吹き抜け

開放的な空間をつくるには、いい方法かもしれない。
2階の床がない部分は、延べ床面積にも算入されないし。

ただ、冬寒い長野県での暮らしを考えると、暖房のことをよくよく考えておかないと、明るくて開放的な空間が出来ていいゾ、と安易には取り入れられません。
でも、魅力だったりするのだ。



小屋裏 またの名を ロフト

昔住んでいたアパートに、このロフトがあって、かなり重宝してました。
子ども部屋など居住スペースには使えず、物置など収納スペースに限ったものだけれど、普段使わないシーズンのもの、スキーだとか、海水浴道具だとかをしまっておけて便利なので、かなり惹かれています。

天井の高さが1.4m以下(平均ではない)で、直下階の床面積の50%、半分まで床面積に加えられません。
結構広いスペースが確保できそうです。

小屋裏に上がるための階段は、固定式ではなく、簡単に取り外せるはしごであるなど、自治体で決められているようなので、確認しておきたいと思います。




バルコニー

バルコニーは、手すりから上の開放されている高さが1.1m以上で、かつバルコニーの天井高の2分の1以上、バルコニーの出幅は2m以下という条件が合えば延べ床面積に算入されません。

建築面積からみると、外壁ので幅が1m未満なら不算入。
1m以上張り出させる場合は、先端から1m後退した線より内側は建築面積に算入されます。

ついでに、玄関ポーチは対象外です。



地下室

地下室は、住宅用途に限り地上部分(総床面積)の50%まで、対象外になります。
述べ床面積が約48坪だとすると、その半分の24坪の地下室までつくれることになります。

ただし、地盤面から天井までの高さが1m以下であり、床面から地盤面まで(土の中のところ)の高さが、天井高の3分の1以上という条件があります。
いわゆる半地下なら地面から出ている高さが1m以下ならいいわけです。

2階建てしかつくることが出来ない地域でも、実質三階建てをつくることが出来てしまうのです。
湿気対策や通風の方法、コストなど考えなければいけないことは多そうですが、少しでも広い部屋を、と考えるとちょっと気になってしまいます。

       



実際につくろうと思うかどうかはコストとの相談しながらですが、地下室とロフトをつけるといっきに4階建ての家!!
う〜ん、お金さえいくらでもあれば、いいかも。


(2006.11.22)


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