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家づくりのコストをどうやって考えていけばいいか、おおよそ分かったけれど、資金はどれだけ用意できるのだろうか・・・。
ここんところが、かなり大事。
これを見あまってしまえば、家はつくれないし、つくった後でも支払い不能になってしまって、あれ〜〜、ということになってしまうのだ。
予算の立て方として、目安にすることを四つあげておきます。
その1 自己資金
これは、ローンを組んだときにかかる手数料や、税金には、ローンから支払うことは出来ないのでどうしても現金が必要になります。
また、土地購入や家づくりの工事を注文するときの頭金にも現金が必要になってきます。
総費用の20% から 30% を自己資金で用意するのがいいようです。
その2 今の家計から考えてみると
今の家計状況の中で、住まいにかかるところをそのまま家づくりの資金に回す、と考えればいいのです。
すると、
今住んでいるアパートの家賃 + マイホームのための月々の貯金 − 固定資産税などローン以外にかかるお金 = 月々のローンの返済に当てられる金額
その3 ローンの借り入れ限度額は?
その2の家計の中でローンに当てられる返済可能額から、借り入れ限度額を出します。
月々の返済額 ÷ 100万円あたりの返済額 × 100万円 = 借り入れ可能額
例えばこうなります。
月々の返済 10万円 ÷ 100万円あたりの返済額 (20年返済 金利3%で) 5563円 × 100万円 = 17,975,912円
その4 年収から考えた予算は?
家計上、余裕を持って返せるように、1年間のローンの返済額を税込み年収の25%以下になるように、と考えるといいようです。
さてさて、その1 から その4 まで合わせて考えてみると、住宅資金はいくら用意できる?
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