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 育児最中 雑想ノート

080 蒼い空の下の高原散歩  〜霧ケ峰〜
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霧ケ峰高原の空は、アパートから眺める空とちがって、ずっと高く、蒼く澄んで見えます。



   



そんな空の中、グライダーが滑空していきます。
車山からそう遠くないところに、発着場があり、休日になるとグライダー愛好家達がやってきて、自由気ままに空を飛んでいるのです。

普段はジャンボジェット機を操縦しているような方が、ここ霧ケ峰までやってきている、という話を聞いたこともあります。

グライダーの動きを見ていると、どこに上昇気流があるのか、風が何処を流れているのか、目に見えるよう。

音もなく飛んでいるので、気がつくとすぐ頭の上を、ということも。



   



帰り道、グライダーの発着場付近を通りかけたときに、一機のグライダーが目に入りました。

僕は、もう写真を撮りたくて、撮りたくてしょうがなかったのですが、息子がぐずり始めていたこともあって、車を降りるのをあきらめて、窓越しに遠くから数枚の写真を撮ったきりでしたが、他にも車を降りてカメラを向ける男の方がちらほらいます。

そして、停められている車の中を見ると、そんな旦那さんを待つ奥さんの影が。
どこの男の人も、飛行機を見ればなぜか夢中になってしまうのですねえ。

あれは、去年の僕です。


(2006.11.3)


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