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 育児最中 雑想ノート

047 子どもの病気 おぼえがき (発熱)
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上の息子が保育園に通うようになってからというもの、我が家に病気が絶えません。
毎週といっていいほど二人の息子のうちどちらかが熱を出しています。
今週も前半が上の息子、そして後半に下の息子が39度前後の熱を出しています。

子どもの熱は、ほとんど伝染性の病気なのだそうです。(育児の百科 松田道雄著)

はっきりとした原因も分からず熱を出すと風邪だ、と言ったりしているけれど、その原因になるウィルスは何十種類もいるので、一つのウィルスで熱を出して免疫をつくっても、いくつものウィルスを卒業していかなければならないから、今のところ根気よく病気に付き合っていかなければいけない時期なんだろと思います。

下の息子はまだ一歳なのに、お兄ちゃんが保育園からもらってくる病気に付き合わなければならないから、かなり大変でいるけれど・・・。




かかりつけの小児科のお医者さんに置いてあったチラシに
 「子どもが発熱、さあどうしよう!」 
というのがあったので、その中から興味深いところを抜粋させていただきます。

「  熱とは?

 発熱やそれに伴う痛みやだるさは体の異常を知らせる警告であり、感染症から体を守るための防御反応です。体温が高いほど免疫反応が強く起こることが、いくつもの実験で明らかにされています。

 発熱時には免疫力が総動員で病気と戦っているわけですから、・・・解熱剤の過度の使用はそのような体の防御反応の妨げになります。   」


「  解熱剤の使い方と注意

 解熱剤は本来使う必要のある薬ではありません。しかし、熱の持続により一日中熟睡もできず、飲食もままならない状態が続くことも体力の消耗につながってしまうので、適切なタイミングで解熱剤を使い、ぐっすり眠ったり、食事が取れたりできるようにしてあげましょう。

その1.熱が上がりきってから使いましょう!

その2.夜中に使って家族みんなで休みましょう!

その3.解熱剤の目的は一休みです。

39.5度で使ったのに38.5度にしかならないということもありますが、1度下がって少し楽になればそれで目的は達せられたのです。ひと休みしたら、またフーフーしばらく頑張りましょう。  」




お父さんが育児休暇をとって家にいるようになったのと、子どもたちの具合が悪くなることが増えたのと時期的に重なって、ぐずりたいときはいつでもお母さんに思いっきりあまえたいのに昼間はあまえられず、子どもたちにさみしい思いをさせてしまっているのではないか、と心配になったりもしてしまいます。

それでも、よくしゃべれる上の子はもちろんのこと、「 アッタ、ナイナイ、アッチ、イヤ、パパ、ママ、マンマ 」を駆使して話する下の子にもよく耳を傾けて、冷たいタオルをあてがってあげたり、さすったり、さっぱりした衣類に着がえさせたり、ジュースやゼリーなどさっぱりしていて食べたいってものを用意してあげたり、本を読み聞かせしてあげたり、そばにできるだけいてあげるようにしたりと、めちゃくちゃ想像力を働かせてかかわるようにしています。

男が育児休暇をとるなんて難しいよ、なんて声も聞こえてきますが、世のお父さん方、それでも我が子が具合悪いときにはいつもより早く家に帰ってきて、お母さんが子どもに十二分にかかわれるようにしてあげたらどんなにうれしいことか。一緒に病院に行ってあげ、子どもを抱いているお母さんの手の届かないところに手を伸ばしてあげたり、兄弟の世話をしてあげたらどんなにうれしいか、まずは想像してみてください。

育児休暇にはいってみて実感したことですが、子どもが具合悪いときに妻が仕事を早めに切り上げて帰ってきてくれて、子どもの世話を一緒にしてくれて、僕は本当にうれしいです。


(2006.6.16)


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