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 育児最中 雑想ノート

066  WRC観戦記  2006北海道  おまけ
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よく遊び、よく食べ、よく寝た息子は、この一週間ほどで顔もふっくら一回り大きくなって、健康優良児になりました。

旅の始まりは、息子と二人で一週間を無事過ごせるか、ということが心配でしょうがなかったけれど、過ぎてみれば、息子はどこへ行っても大喜びで、「ほっかいどう」 「ラリー」 「スバル」 「そとで たべる ごはん」 が大好きになっていました。



息子ばかりでなく、足寄の町の人たちのようにWRCというお祭りを楽しんでいる人たちがたくさんいて、そんな人たちと出会え、話が出来たことが大きな収穫だったように思えます。

聞くところによると、北海道では数年前からラリードライバーたちを講師にして、冬道の走り方、という講習会も開かれるようになり、男女問わず人気になっているそうです。

多くの人が自動車に乗り、運転している社会の中で、こうした取り組みというのは、もっとあっていいのではないか、と日ごろ感じています。

長野県といえば、冬は雪道に、凍結道路。
僕は、スタッドレスタイヤを履き替えたばかりのシーズン初めにすることがあります。
前後に車のいない、かなり見通しの良いまっすぐな道で、わざとフルブレーキをかけてみるのです。
そうすると、当然タイヤはロックして滑ってしまいますが、この「滑る」を体で確めることで、状況判断をより確かなものにして、余裕を持った運転が出来るようにするのです。
一部の運転マニアを対象にしたものばかりでなく、雪道の走り方の講習会が広く行われるようになれば、運転者の技術ももっと向上して事故が減るかもしれないと思いませんか。



また、どこの県だか、教習所で飲酒運転の実体験をしている、というニュースが先日ありました。
このところ飲酒運転による事故がニュースを騒がせていますが、閉鎖された道路(教習所など)で、実際にお酒を飲んで運転してみるという機会があれば、お酒を飲んだときの思考力、判断力の低下具合が、話や理屈よりよっぽど体で感じられることだろうし、怖さが実感できるので、かなり飲酒運転防止に効果ありなのではないでしょうか。


同じように、30km/h、40km/h・・・70km/h・・・、での事故の衝撃はどれだけのものがあるのか体験できれば(安全面で難しいと思いますが)、運転の意識も変わってくるのではないか、と思います。

先日起きた、多数の保育園児たちを死傷させた自動車事故が繰り返されないためにも、運転者たちの意識を変えていくような取り組みが必要ではないか、と思うのです。
40km/hの区間だけれど、ここは保育園があるから2〜30km/hと押さえていこうといった具合に、自己の判断力を高め、アクセルを踏む量を調節できるようになることが大事ではないでしょうか。


北海道で開かれたWRCなんかがきっかけになって、広く車社会全体の文化(安全も含め)を高めていってくれるようなことになれば、素敵だろうなと思います。
車にはお金がかかりやすいものなので、できるかぎりお金がかからない、ということが条件で。



さて、ラリージャパン観戦後は札幌に泊まって、翌日の午前中市内観光をしてきました。
子連れなのでいくつも回ることはできなかったけれど、印象に残るものを見つけました。
それは、札幌で(僕の中では)一番有名な、時計台にありました。



             



時計台の下に二つの星があります。
これ、サッポロビールの星マークと同じなんです。
知りませんでした。

             


これは、北の子星。
北極星なのです。
(HP内の北の子星と同じってのが感激です。)
(そうそう、スバルも星ですね。)

北の空にいて、一点いつも動かない星。
北極星は、開拓者たちの座標軸であり、シンボルなのでした。

歴史も自然も、そしてそこから生まれてくる文化も北海道って素敵ですねえ。
ぜひまた訪ねてきたいと思います。

(2006.10.2)


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北の子星だより
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