この家の一番最後の番付けになります。
大工さんたちは、この番つけで位置を間違うことなく、一本一本柱と梁を組み付けていくわけです。
その作業の手早いこと!!
大工さんたちは、みなさん誰かが大きな声で指示を出し合ったりするということもなく、まさに 「あうんの呼吸で」 作業を進めていきます。
高い梁の上もすたすた歩いて作業を軽がるこなしています。
赤いチェックのシャツを着ている方が、棟梁さん。
上棟自体は二日ですんでしまうのですが、もうお一人若い大工さんと二人で上棟までの約一ヶ月間、作業場で土台や柱、それから梁などの刻みをして準備をしてきてくださいました。
実際に組みあがるところを頭に描きながら継手の形を決め、寸法の狂いや落ちがないように全ての建材を用意するというのは、ただただすごいなー、と思います。
上棟には、クレーン車が作業の手伝いに来てくれました。
一日目の作業は二階の小屋梁を組み付けるところまで。