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■ オープンシステムの家づくり 〜 Image & Plan 〜
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040 造成工事の始まり |
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家づくりに先立ってしておかなければいけないこと。
それは造成工事です。
どんなに見た目がいい土地でも、地盤がしっかりしていなければ長い目で見て家にとっていいことはありません。
場合によっては出費が大きくなってしまいますが、家が安心して建てられる状態にするということはどうしても必要なことです。
家を建てる予定の土地ですが、購入を検討していた頃の古家屋がある状態では分からなかった気がかりなことがいくつか出てきました。
それは、古家屋を取り壊して整地したあとは、全体に地盤が下がってしまい北側の道路よりもだいぶ低い土地になってしまっていたということです。
これでは車を敷地の中に入れることが出来ないばかりか、道路から雨水が敷地の中に入り込んできてしまうことになります。
また、家屋が立つ30年ほど前までは田んぼだったため、粘土質の地盤は雨(雪)が降ったあとの水はけがとても悪く、いつまでもぬかるみになってしまっています。
湿気った土地というのは家にとって一番よくありません。
そこで、暗渠(あんきょ)排水の設置と、境界壁をつくって敷地の土留めをつくっておいてから埋め土をして対応することにしました。
また、道路との境にある雨水を流すU字溝の上にグレーチングのふたをかぶせ、車の出入りが出来るようにする工事も同時進行で進めていきます。
暗渠というのは、地下に埋設する水抜きのパイプのことです。
このパイプを1mあたり1.5cmずつの勾配を取りながら埋設して、地中の水を抜くようにします。
工事が始まるのにあわせて、ご近所さんのあいさつ回りに家族一緒に出かけてきました。
工事で迷惑をかけあうのはお互い様だからと温かい声をかけていただき、ほっとして帰ってきました。
長い付き合いになるご近所様たちです。
よろしくお願いします、です。
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(2007.1.23)
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