home kita no neboshi dayori







 育児最中 雑想ノート

057  WRC観戦記  2006北海道  その1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

育児休暇中の身ではあるけれど、仕事に縛られていない今だからこそできることを思いっきりやっておきたい、というのが自然に湧いてくる気持ちでしょう。

仕事をしていない今だから出来ることといえば、旅に出ること。
お金はなくても、時間は山のようにあった学生の頃は、青春十八切符など利用して、まだ見たこともない日本の風景に出会いによく旅に出かけたものでした。

そんな思い出がよみがえってくると、なんだかお尻のあたりがむずむずしてくるようです。
とにかく、旅は浪漫なのだ。


3年前から、北海道でWRC、世界ラリー選手権が開かれるようになりました。
WRCといえば、切り立った崖沿いの道を走り抜けるモンテカルロが有名ですが、日本でも間近でWRCを見ることができる。
こんな経験はそうできるものではありません。

ちょっと贅沢な決断に後ろめたさを感じながらも、北海道へと旅に出かけることにしました。

ただし、そこは育児休暇中の身。
長男と二人で出かけることになります。
長男も、もうじき4歳。
旅してきた思い出は、しっかり記憶に残る年頃。
息子にとっても、いい経験をさせてきたいものです。


長野県から北海道への行き方は、次の三つ。

  飛行機。
  夜行列車。
  フェリーを使って車。

飛行機で行っても、夜行列車を使っても、ラリー観戦という目的のためには、どのみち北海道についてからレンタカーを借りなければいけません。
それから、今回は子どもと一緒の二人旅。
自分一人なら、荷物も出来るだけ持たず身軽に行かれるところだけれど、子どものものは必要なものがなくて困ったあ、なんてことになりたくないから荷物をケチりたくありません。
荷物リストを書き出してみると、次のようになりました。

  ○ 各種チケット

  ○ 応援グッズ
  ○ ガイドブック
  ○ リュック
  ○ おんぶひも
    (子どもが疲れたとき、眠くなったときのために)
  ○ ベビーカー
    (子どもが疲れたとき、眠くなったときと、荷物運びに)
  ○ 自分と子どもの衣類
    (洗濯できるかどうか分からないから、ほぼ毎日分)
  ○ タオル
  ○ 子ども用のお菓子
  
○ ペットボトル 4〜5本 (水筒 調理に)
  ○ ガスストーブ(ガスコンロ)
  ○ ガスコンロ用のガス缶の予備
  ○ 調理器具、食器
  ○ スパゲッティ ご飯 カレー ハンバーグなど、登山用品店で買った食材
  ○ 雨合羽  傘
  ○ カメラ デジタルカメラ  フィルム
  ○ 携帯電話  充電器
  ○ 乾電池
  ○ クーラーボックス
  ○ レジャーシート
それから、
  ○ 息子のお気に入りのおもちゃに、本、雑誌、CD

           

これだけの荷物を自分の車に積んで、北海道まで行かれれば、こんな楽なことはありません。
迷わずフェリーで行くことに決めました。
運賃が一番安いのも助かります。

北海道への出発の前日は荷物の準備に大慌て。
車に荷物を詰め込んでみれば、後席も、トランクも荷物でいっぱい。
空いているのは、運転席と、助手席に据えたチャイルドシートの上のみです。
荷物の多さにあっけにとられてしまいましたが、息子も、僕も、旅立ちを前に、気持ちがはやります。

興奮しすぎて、息子は0時をまわるまで寝付くことが出来ません。
さて、育児休暇強化合宿の様相になってきた北海道の親子二人旅。
どうなることでしょうか。

「WRC観戦記 2006北海道 その2」 につづく。


(2006.9.20)


まえへ
          つぎへ


北の子星だより
  kita no neboshi dayori